「安倍談話」15年発表…首相が韓国誌に語る
読売新聞 - 03月18日 14:04
【ソウル=中川孝之】安倍首相は18日発売の韓国誌「月刊朝鮮」とのインタビューで、歴史認識に関する「安倍首相談話」について、「戦後70年目の談話を出すべきだ」と述べ、2015年の談話発表を目指す考えを示した。
インタビューは2日に首相官邸で行われた。
安倍首相はまた、いわゆる従軍慰安婦問題に関する1993年の「河野談話」見直しに関連し、「今後どう対応するかについて、専門家や歴史家に意見を聞く。外交、政治問題にすることは全く考えていない」と改めて主張した。
自身が集団的自衛権の行使容認などを巡り、韓国で「極右」と警戒されている点について、「韓国を含む大多数の国家が採用している安全保障体制と同じようにするものだ。私の主張が『極右』なら、世界のどの国家も極右国家となる」と強調した。