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山下直久

静岡県浜松市

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中国元鉄道相、10億円の賄賂受領=初公判で指摘 2013/6/9

2013年06月09日 18:16

元鉄道相、10億円の賄賂受領=初公判で指摘―中国

時事通信2013年6月9日(日)18:09

 【北京時事】中国国営新華社通信などによると、収賄と職権乱用の罪で起訴された劉志軍元鉄道相(60)の初公判が9日、北京市第2中級人民法院(地裁)で開かれ、検察当局は、受け取った賄賂が計6460万5400元(約10億3000万円)に上ると指摘した。これに対して劉被告は両方の罪に当たることなど起訴事実を大筋で認めたが、このうち4900万元は「賄賂ではない」との認識を示した。

 線路補修作業員から鉄道省トップにまで上り詰め、絶大な権力を握った劉被告には重い判決が予想される。

 劉被告は1986~2011年、職員の昇進や鉄道プロジェクト受注などをめぐり便宜を図った見返りとして計11人から巨額の賄賂を受け取ったとされる。山西省の女性実業家・丁羽心(別名・丁書苗)氏側は劉被告から便宜を受けたことで、30億元(約480億円)以上の違法な利益を得たとされている。

 同被告は11年2月に重大な規律違反で鉄道相を解任。同年7月に40人が死亡した高速鉄道事故でも安全を軽視した責任を問われた。