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山下直久

静岡県浜松市

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基準が甘い?70マイクログラム超で外出自粛=PM2.5対策で暫定指針―環境省2013/2/28

2013年02月28日 16:44

70マイクログラム超で外出自粛=PM2.5対策で暫定指針―環境省

時事通信2013年2月27日(水)20:54

 中国の深刻な大気汚染で日本への飛来が心配されている微小粒子状物質PM2.5について、環境省の専門家会合は27日、大気中濃度の1日平均値が1立方メートル当たり70マイクログラムを超えると予想される場合に、外出自粛などを呼び掛ける暫定指針をまとめた。子どもや高齢者ら影響を受けやすい人には特に注意を促す。

 70マイクログラムは、現行の環境基準(同35マイクログラム)の2倍に当たる濃度。米国の大気汚染の指標で、健康へ影響を与える可能性がある濃度が「65.5マイクログラム以上」と定められていることなどを参考にした。

 1日平均値が70マイクログラムを超えるかどうかを判断する目安の1時間の値は85マイクログラム超と設定。早朝の濃度が85マイクログラムを超えれば、都道府県などを中心に注意喚起してもらう。

 具体的には、長時間にわたる屋外での激しい運動や外出をできるだけ控えること、屋内の換気を必要最小限にとどめることなどを促す。環境省は来週中にPM2.5の測定を担当する自治体との連絡会を開き、指針運用への協力を求める。 

[時事通信社]