東京株、終値は5営業日ぶり反落 下げ幅わずかに0円24銭安
9日の東京株式市場は5営業日ぶりに反落した。日経平均株価の終値は、前日比0円24銭安の1万3192円35銭。
取引開始前の朝方の円相場で一時99円台後半まで下落したことを受けて、午前の取引では一時138円高まで上げ、ザラ場では4年8カ月ぶりに1万3300円台を回復した。しかし、円が99円台前半に値を戻して足踏みしたことで、上げ幅は縮小。
昨日まで4営業日続けて大幅続伸したことで、過熱感を警戒。午後は利益確定売りが進んだ。午後は一段と値下がりが続いた。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比0.30ポイント高の1102.04とこちらは5営業日続伸だった。出来高は概算で47億89万株。売買代金は3兆4779億円だった。東証1部銘柄の騰落は値上がり658に対して、値下がり959、変わらず96。
売買代金はケネディクスが1700億円超でトップ。3メガバンクやアイフル、野村HD、トヨタ自動車などが続いている。このうち値上がりはケネディクスだけ。
値上がり率トップのアークなど5社が20%以上値上がりした。