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山下直久

静岡県浜松市

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ダイハツ次期社長に三井氏 生産技術畑を経験、21年ぶり生え抜き人事の狙い2013/3/20

2013年03月20日 19:06

ダイハツ次期社長に三井氏 生産技術畑を経験、21年ぶり生え抜き人事の狙い

フジサンケイビジネスアイ2013年3月20日(水)08:21

ダイハツ次期社長に三井氏 生産技術畑を経験、21年ぶり生え抜き人事の狙い
(フジサンケイビジネスアイ)

 ダイハツ工業は19日、三井正則副社長(62)が社長に昇格する人事を発表した。伊奈功一社長(64)は代表権のある会長に、奥村勝彦会長(68)は相談役に就任する。6月27日に開催予定の株主総会後の取締役会で正式決定する。

 トヨタ自動車の連結子会社であるダイハツは、1992年以降、5代続けてトヨタ出身者が社長を務めてきた。ダイハツの生え抜きが社長に就任するのは21年ぶりとなる。

 三井氏は生産技術畑が長く、2007年末に稼働したダイハツ子会社「ダイハツ九州」の大分(中津)第2工場の立ち上げでは、先頭に立って指揮した。ダイハツ社内での信頼も厚く、関係者の間では「プロパーのエース」との呼び声が高かった。

 ダイハツは、13年3月期の業績見通しが売上高で前期比6.0%増の1兆7300億円、営業利益が12.6%増の1300億円、最終利益は19.7%増の780億円。売上高、営業利益、最終利益とも過去最高を見込んでいる。

 国内軽自動車市場でトップを快走するダイハツは「低燃費・低価格」に特化した商品戦略を展開。ライバルであるシェア2位のスズキとの差をじわじわと広げている。一方、海外戦略でも、新興国での販売を大きく伸ばすなど好調が続く。

 しかし、13年は国内新車販売台数が前年比約12%落ち込む見通しで、国内販売の先行きは予断を許さない。また、軽3位のホンダがヒット商品を飛ばし、ダイハツ、スズキを猛追するなど、シェア争いは激化している。今回のトップ人事は、生え抜き社長のもとで社内の士気を高め、慢心を排する狙いがあるとみられる。

【プロフィル】三井正則

 みつい・まさのり 中大卒。1975年ダイハツ工業。取締役専務執行役員などを経て2010年6月から副社長。大阪府出身。