米経済は「緩慢または緩やかに拡大」 FRBのベージュブック
【ワシントン=柿内公輔】米連邦準備制度理事会(FRB)が5日に発表した地区連銀景況報告(ベージュブック)によると、米経済は4月半ば以降、12地区すべてで「緩慢または緩やかなペース」で拡大した。前回報告の「緩やかなペース」からやや慎重な表現になった。
報告によると、ほとんどの地区で製造業が拡大したほか、消費支出や自動車販売もわずかに拡大。住宅建設は全地区で力強い動きがみられた。
一方、農業はまちまちで、雇用も「抑制されたペース」で増加したが、地域によって違いがあった。
報告は18、19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に提出され、金融政策決定の判断材料になる。市場では量的緩和の早期縮小観測も飛び交うが、FRB内には景気の不透明感を懸念する声も根強く、見方が交錯している。
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