重文の知恩院塔頭表門が破損、乗用車が突っ込む
21日午前2時10分頃、京都市東山区林下町の浄土宗総本山・知恩院の
駐車中の乗用車が弾みで表門にあたり、観音開きの門扉1枚(幅約1・4メートル、高さ約2・5メートル)が割れ、かんぬきが曲がった。男性が頭に軽傷を負ったが、ほかにけが人はなかった。
京都府警東山署の発表では、男性から呼気1リットル当たり基準値(0・15ミリ・グラム)以上のアルコール分が検出され、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で調べる。男性は「ハンドル操作を誤った」と話しているという。
表門は江戸時代前期に造られ、1986年、本堂とともに国重文の指定を受けた。京都府教委によると、切り妻屋根を持つ伝統的な門として価値が高いという。
細井宏俊住職(57)は「建立当初からずっと大事に守ってきた寺の門が壊れ、残念。なんとか補修したい」と話した。

